トランジション・ファイナンスに関する自動車分野におけるロードマップが公開されました

経済産業省が、トランジション・ファイナンスの推進を目指し、脱炭素への移行に向けた自動車分野の技術ロードマップをとりまとめ、公開しました

本ロードマップでは、我が国の2050年カーボンニュートラル実現に向けて、科学的根拠に基づいて、現状利用可能な省エネ・高効率化、燃料転換等の着実な低炭素への取組に加え、将来的な革新技術についても、国内の各政策、国際的なシナリオ等を参照し、背景や時間軸とともに表しています。

特に、自動車分野については、自動車製造等の事業活動に伴う直接・間接排出(Scope1、2)よりも、事業活動に関係する他者の排出(Scope3)、具体的には自動車ユーザーによる車両走行時の排出の割合が突出して多いことが特徴であり、製品製造やエネルギー源製造・供給における排出削減のみならず、自動車の使い方に変化をもたらす対策も含めたロードマップとなっています。(以上、ニュースリリースより抜粋)

本ロードマップは、企業がトランジション・ファイナンスを活用した気候変動対策を検討するにあたり、参照する、もしくは金融機関等がは、企業が資金調達を行う際に、脱炭素に向けた企業の戦略・取組がトランジション・ファイナンスとして適格かどうかを判断する、際に参照することを想定しています。

一方で、自動車産業関連の中小企業が、今後、どのような事業戦略を立てるべきかの参考にもなると考えます

関連情報

以上(2023/4/8)